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樹木治療
大使官邸には樹齢200年を超えるとも言われている桜の木があります。しかし、幹には空洞ができ、根もいたんできている為、木全体が年々弱ってきています。 そこで今回、樹木医によって治療が行われました。

まず、幹にできた空洞にピート(植物の繊維を調合したもの)@をつめA、また、幹の表面に傷をつけて(根を生やすため)その周りにもピートを塗りつけ、 幹全体をラップで覆いますB。(木が呼吸できるようにラップの表面には穴をあけておきます。)その上を、太陽光を遮断する為の黒いカバーで覆いますC。 これは幹の表面に生えてくる根が太陽光に弱いからです。そして、最後に化粧用のカバーで覆いますD
また、並行して土壌改良も行います。これは、樹冠の外側の部分の土をほぐして、栄養分を補給します。
この治療では、幹の表面や幹の内側に根を生やしE、木が養分をより多く補給できるようにして、 木の体力を回復させるのがねらいで、また、幹の空洞も根で覆われてふさがるという仕組みです。
この治療は3年かかります。これから2年後にいったん覆いを開いて木の状態を確認して、もう一度覆います。 3年後に治療を終える予定ですが、その時の状態で、再び治療を続けなければならないこともあります。
@ピート
A
B幹全体をラップで覆う
C黒いカバーで覆う

D化粧用のカバーで覆う
E(予想図)
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